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振袖のカタログのご案内

プレタポルテの客についても自分は何が欲しいかをわかっていてブティックに入り、これと決めたドレスの美しさについて、そして自分自身の魅力をよく表現できるものに一番近いスタイルだと説得できなくてはならない。
女性は、オートクチュールのエレガンスと高級性に逆らったりはしない。 この考え方は押しつけではない。

女性らしさを自分で磨きあげる女性のために、創作しているのだ。 魅力と情熱は永遠の欲望なのだし、女性らしさの本質でもあるのだ。
今日、女性は自分自身の選択に従って本当の意味での主役として生き、取り仕切り、決定することができる。 どんな場合でも、彼女は仕方なくとか、無理やりにとか、そんなふうに服を着なければならないというようなことはない。
魅力は意識的な遊びだ。 晴れやかなイブニングのためには、刺繍や飾りがついた豪華なドレスを選ぶが、また同時にシンプルなオーガンジーの白いふわっとしたシャツや、革のブルゾン、身体にものすごくぴったりしたつなぎ、ぴったりしたパンツとカシミアのセーターなんかも着る。
現代的な魅力を演出したいという欲求に対し、楽器にたとえればさまざまな演奏法があるように、色々な方法がある。 ちょっとした小さなことで十分なこともある。
たとえば、アクセサリーをつけるなら、一番確実で、ブルジョワ的なパールのネックレスではなく、わざとフェイクらしさを楽しむファンシー・ジュエリーにするとか、手首にすごく上等で〈ワイルドな〉ブレスレットを付けるとか、色の場合なら、赤、黒、真っ白、あるいは高級な素材なら、カシミアのショール、タフタのストール、それに素晴らしい光沢を持ったベルベットといった具合に。 素敵なビュスチェ、完璧なカッティングのマニッシュな仕立てのジャケットなんかも魅力的になりうる。
だから結局、魅力というのは視線、つまり、欲望の対象との暗黙の了解かもしれない。 私の目には、ユーモアもなく皮肉も言わない女性など、女性じゃないように映る。
女性的といわれるイメージの中では、成熟度、自信、自立といったものは、むしろ比較的最近になって認識されたものだ。 それらを拠り所にすれば、エレガンスの規範と装い方は批判的精神をもって議論することができるだろう。

ありきたりの着方と服を交ぜ合わせ、自分のセンスで脚色し直すことができるだろう。

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